
株式会社Kozotaiは2026年8月18日、AIネイティブ会計ソフト「KOZOTAI」で、外部システムとの連携を可能にする公開APIの提供を開始しました。仕訳や請求書などのデータを、自社開発のシステムやSaaSから直接読み書きできます。APIの利用に追加のライセンス費用は発生しません。編集部の問い合わせに対し、同社は法人向けのサービスにあたるため個人としてAPIを利用することはできないと回答しています。
APIを利用できるのは法人に限られます。法人であれば、一人法人を含めて形態は問われないとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | KOZOTAI(公開API) |
| 提供開始日 | 2026年8月18日 |
| 対象 | 中小企業、スタートアップ、連携サービスを開発する事業者(法人に限る) |
| 料金 | 追加費用なし(KOZOTAI利用企業) |
追加のライセンス費用は発生せず、KOZOTAIを利用しているすべての企業に提供されます。
対応するのは、仕訳・取引先・勘定科目・請求書・領収書といった主要データです。REST形式のAPIで、取得・登録・更新をプログラムから実行できます。
請求書・領収書のファイルをAPIでアップロードする経路も用意されました。同社によると、アップロードするだけでKOZOTAIのAIが読み取り・勘定科目の判定・仕訳作成までを自動で行い、画面操作と同じ体験をそのままシステム連携に組み込めます。
アップロードできるのは、一般的な画像形式とPDF・CSVです。1件あたりのサイズ上限は20MBに設定されています。認証方式や個別のエンドポイントの仕様は、同社が公開しているAPIドキュメントで確認できます。
会計データは販売管理・EC・POSなど社内の様々なシステムに分散しています。同社は、それらをCSVで書き出して会計ソフトに手作業で取り込む運用が続いてきたと説明しています。
今回のAPI公開は、「資料を投げるだけ」の体験をシステム間の連携にも拡張することを目指したものだといいます。
同社は今回のAPIを基盤に、KOZOTAI上で外部サービスとの連携アプリを探し、企業ごとに追加できるアプリストア機能の提供を予定しています。パートナー企業や利用企業自身が開発した連携アプリを公開・導入できるようにし、自社に必要な機能だけを選んで会計基盤を拡張できる環境を目指すとしています。
提供時期と参加パートナーの募集については、決まり次第あらためて公表される予定です。
フリーランスエンジニアにとっては、自身の経理と、クライアント向けの受託開発という二つの面で接点がありそうです。一人法人も利用対象となるため、法人化して活動している場合は、自社の経理業務の効率化にも活用できます。
また、公開APIが追加費用なしで提供されることで、販売管理システムやSaaSなどと会計データを連携する開発にも取り入れやすくなります。会計業務の自動化や外部サービス連携を含む案件では、今後選択肢の一つになりそうです。
《参照》
KOZOTAI — 経営者のためのAIネイティブ会計ソフト
https://kozotai.com
KOZOTAI 会計 API ガイド(APIドキュメント)
https://docs.channel.io/kozotai/ja/articles/KOZOTAI-%E4%BC%9A%E8%A8%88-API-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-bde206e2
プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000173927.html