RoyalCourse、作業通話アプリ「hoot(ふーと)」ブラウザ版を正式リリース スマホアプリと同じアカウントでPCから利用可能に

2026.10.09
作業通話アプリ「hoot(ふーと)」

RoyalCourse(事業主:渡邉崚太氏)は2026年9月6日、作業通話アプリ「hoot(ふーと)」のブラウザ版を正式リリースしました。これまでゲストとして通話に参加できるお試し版として提供していたブラウザ版で、iOS・Androidアプリと同じアカウントでログインできるようになりました。

hoot(ふーと)の概要

hootは「一緒にもくもく作業したり、ちょっと話したり」をコンセプトにした音声通話アプリです。作業通話は、オンラインで通話をつなぎながら各自が自分の作業を進めるスタイルを指します。同社はこれを、イラストや漫画制作など時間のかかる作業に取り組むクリエイターを中心に広まった文化と説明しています。

ユーザーが自分の「おうち」をひらくと、ともだちのアプリに通知が届く仕組みです。通話中は参加者全員でポモドーロタイマー(一定時間の作業と短い休憩を繰り返す時間管理法に基づくタイマー)を使えるほか、画像やURLも共有できます。1つのおうちに参加できるのは最大12人です。

iOS・Androidアプリの正式リリースは2026年2月18日で、2026年9月時点の登録ユーザー数は8万人を超えたとしています。

ブラウザ版の開発背景

同社によると、hootの利用者はイラスト制作や執筆など創作活動をする人が中心です。パソコンで作業しながらスマートフォンでhootを使う利用者から、ブラウザでも使いたいという要望が寄せられていました。そこで、パソコンの作業画面から離れずに使える形としてブラウザ版を開発したといいます。

エンジニアの利用状況について、編集部の問い合わせに対し、同社は利用者の職業に関する情報を取得していないため具体的な割合は示せないと回答しています。傾向としてはイラスト・漫画制作や執筆での利用が中心で、エンジニアの間では作業通話そのものがまだあまり広まっていない印象とのことです。同社はこれから、エンジニアにも作業通話の文化を知ってもらいたい考えです。

同社の担当者は、次のようにコメントしています。

「作業通話は、イラストや漫画、執筆などの創作の場で広がってきた文化です。ひとりで黙々と進める作業も、誰かの気配があるだけで集中が続きます。エンジニアの方にとっては、ちょっとした相談や情報交換もできる、オンラインのもくもく会のような場にもなると思います。ブラウザ版はインストール不要で、ふだんお使いのパソコンからそのまま参加できます。」

ブラウザ版の主な機能

ブラウザ版では、参加者一覧とポモドーロタイマーを画面の横に表示したまま作業を続けられます。画像はチャット欄へのドラッグ&ドロップで送信でき、ノイズキャンセルにも対応しています。

アプリ版と同じく、読み上げ機能も備えています。届いたチャットの内容や、誰かがおうちに来たことを音声で知らせる機能です。画面を見ていないときでも様子が分かり、声を出しにくい時間帯はチャットだけで会話に加われるとしています。

ブラウザ版限定の「こまど」機能

ブラウザ版だけの新機能として、hootを小さな「こまど」にして画面の隅に置いておけるようになりました。マイクのミュート切り替え、ポモドーロタイマーの確認、チャット送信といった基本操作は、こまどの中で完結します。

同社は、イラスト制作や原稿執筆などで他のアプリを開いているときでも、作業画面を隠さずに通話やチャットを続けられる点をこの機能の特徴に挙げています。

なお、こまど機能はブラウザの仕様上、Google ChromeとMicrosoft Edgeでのみ利用できます。ブラウザ版そのものはSafariにも対応していますが、こまど機能の対象には含まれていません。

料金と対応環境

項目内容
料金基本無料
アプリの対応OSiOS 16.0以上/Android 7.0以上
ブラウザ版の対応ブラウザGoogle Chrome・Microsoft Edge・Safari
ブラウザ版の対応端末パソコン
1つのおうちの参加上限最大12人
ブラウザ版のリリース日2026年9月6日

ブラウザ版はhttps://hoot.ne.jp から利用できます。

今後の予定

同社は今後、作業中の画面をそのまま見せられる画面共有など、複数人で作業するための機能を追加していく方針です。サービスを継続して提供するため、基本機能は無料のまま、機能を追加した有料プランの提供も予定しています。

フリーランスジョブ編集部のコメント

在宅で一人で稼働するフリーランスエンジニアにとって、作業の区切りをどう決めるかは大きな課題です。現時点の利用者は創作分野が中心ですが、同業の知人とおうちに集まり、ポモドーロタイマーを共有して時間を区切る使い方は、稼働時間の自己管理と相性がよさそうです。

また、ブラウザ版ならエディタやターミナルを開いたまま「こまど」で通話を続けられるため、PCとスマホを併用する手間がなく画面を広く活用できます。日々の作業効率や集中力を高めるツールとして、試してみてはいかがでしょうか。

《参照》

hoot(ふーと)公式サイト
https://info.hoot.ne.jp

hoot 利用規約
https://info.hoot.ne.jp/terms

プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000175297.html