NEXT STANDARDS、AIワークスペース「Wonder」を9月14日提供開始 依頼内容に応じて専門Botのチームを自動編成

2026.09.14

株式会社NEXT STANDARDSは2026年9月8日、個人・フリーランス・小規模チーム向けのAIワークスペース「Wonder(ワンダー)」を発表しました。提供開始は2026年9月14日で、無料プランから利用できます。

Wonderに依頼を伝えると、目的に応じた専門AI(Bot)が自動で編成され、Wonderが司令塔となって調査や資料作成などの工程を各Botへ割り振ります。編集部の問い合わせに対し、同社はWonderがPCに常駐する形で動作し、ブラウザを開かずに作業を依頼できると回答しています。

「Wonderに話しかける」ところから始まる構成

同社によると、Wonderは複数のAIツールを用途ごとに使い分けるのではなく、Wonderに話しかけるだけで仕事を始められるサービスです。「営業候補の企業を調べてほしい」「来週の会議に向けて企画書を作って」「毎朝、重要な業界ニュースをまとめて」といった依頼を伝えると、目的や成果物を整理したうえで、必要な役割を持つBotをチームとして編成します。

編成後は、Wonderが調査・情報整理・分析・資料作成・メール下書きといった工程を各Botに割り振りながら進行します。1つのAIにすべての作業を任せるのではなく、仕事を工程ごとに分解し、それぞれの役割に適したBotを充てる構成としています。

40種類以上の実務スキルと外部サービス連携

標準搭載する実務スキルは40種類以上です。Web調査、企業調査、市場・競合調査、ニュース要約、メール対応、日程調整、翻訳、校正、資料作成、表・スプレッドシート作成、スライド作成、データ分析、画像生成、ブラウザ操作などが含まれます。ユーザー自身が新しいスキルを作成することもできます。

外部サービスとの連携は、Gmail・Googleカレンダー・Google Drive・Outlook・OneDrive・SharePoint・Teams・Slack・Chatwork・Notion・Dropboxなどに対応します。

外部への操作は承認後に実行

メール送信、予定登録、フォーム送信など外部へ影響する操作については、実行内容を事前に提示します。ユーザーが確認・承認したものだけを実行し、操作結果はアクティビティとして記録されます。同社はこれを、AIに任せる部分と人が判断する部分を分ける設計だと位置付けています。

繰り返し発生する業務は「ルーティーン」として登録できます。「毎朝9時に業界ニュースをまとめる」「毎週月曜日に先週の活動をレビューする」といった依頼を、その場限りのチャットで終わらせず、継続的な業務として任せられるとしています。

開発の背景

対象に個人事業主やフリーランスを挙げた狙いについて、同社の担当者は次のようにコメントしています。

「『Wonder』は、司令塔AIが目的別に専門AIのチームを自動編成することで、煩雑な実務をワンストップで代行する次世代AIプラットフォームです。PCに常駐型になるため、ブラウザを開かずとも、AIに作業を依頼&代行させることができます。特に個人事業主やフリーランスの皆様は、コア業務以外のバックオフィス作業や情報収集に多くの時間を割かれています。AIのチームメイトが並走することで、一人ひとりの生産性を最大化し、より創造的な活動に集中できる環境を提供したいという思いから開発いたしました。またClaude CodeやChatGPTなど様々のAIアプリで似た様なことはできますが、セキュリティを担保しながらスキルやMCPの紐付けを行い自分専用の環境を作り上げることは、手間とコストがかかってしまうからこそ、誰でも気軽に仕事を自動化できる基盤を開発させていただきました」

料金プランと提供概要

料金は月額制で、Free(¥0)、Standard(¥2,980)、Premium(¥7,800)の3プランです。

項目内容
サービス名Wonder(ワンダー)
提供開始2026年9月14日
提供形態Webアプリケーション
対応言語日本語
対象個人、フリーランス、個人事業主、小規模チーム、経営者
料金Free ¥0/Standard ¥2,980/Premium ¥7,800(月額)

フリーランスジョブ編集部のコメント

調査や資料作成、メール対応、日程調整などを一人で担うことの多いフリーランスにとって、複数の業務をまとめて依頼できる点は注目したいところです。Wonderは依頼内容に応じて専門Botを編成するほか、Gmailやカレンダー、Google Drive、Slackなどの外部サービスとも連携できます。

Freeプランでも外部サービスとの連携が可能で、月20件のタスク実行や1件のルーティーンを利用できます。まず無料で普段の業務に組み込み、自分の仕事に合うかを試せるのもポイントです。また、メール送信や予定登録など外部に影響する操作は、内容を確認して承認したものだけが実行される仕組みになっています。日々の情報収集や定型業務をAIに任せたいフリーランスにとって、新しい選択肢になりそうです。

《参照》

Wonder — 役割特化の Bot チーム・ワークスペース
https://wonder.next-standards.com/

プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000175773.html