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医療・ヘルスケア・介護業界のシステム開発では、機微性の高い医療情報の保護やガイドラインへの対応、電子カルテとのデータ連携など、他業界とは異なる知識が求められます。
こうした制約のある環境で、現場のエンジニアはどのように課題を解決しているのでしょうか?
本記事では、医療・ヘルスケア・介護業界ならではの技術的な特徴を解説するとともに、実際の開発事例や技術選定、AI活用などを学べる企業公式テックブログ24選を紹介します。
これから医療系案件への参画を考えているフリーランスエンジニアは、ぜひ情報収集やスキルアップに活用してください。
※本記事の内容は2026年8月時点の公開情報をもとに作成しています。最新情報は各公式サイトでご確認ください
目次
医療・ヘルスケア・介護業界のシステム開発では、一般的なWebサービスとは異なる要件への対応が求められます。特に重要なのが、患者の診療情報や健康情報など、機微性の高いデータを扱う点です。さらに、電子カルテやレセプトといった既存システムとの連携、医療・介護制度への対応、現場の複雑な業務フローなども考慮しなければなりません。
医療・介護分野のテックブログを読む際も、単に「どの言語やクラウドを使っているか」を見るのではなく、業界特有の制約を技術でどう解決しているかに注目すると、実務に役立つ知識を得やすくなります。
医療システムでは、氏名や連絡先といった個人情報に加えて、病歴や検査結果、処方内容などの要配慮個人情報を扱います。そのため、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」などを踏まえた設計が重要です。
具体的には、適切な認証・アクセス制御、通信・保存データの暗号化、バックアップ、監査ログなどが求められます。クラウドや生成AIを導入する場合も、利便性や開発効率だけでなく、「どのデータを外部サービスに渡せるのか」「障害や漏えいが起きた際に追跡できるか」といった観点が欠かせません。
医療DXでは、新しいサービスだけで完結するとは限りません。電子カルテやレセプトコンピューター、薬局システムなど、既存の仕組みとのデータ連携が必要になるケースがあります。
そこで重要になるのが、異なるデータ形式や仕様を吸収するためのAPI設計やデータ変換です。医療情報交換の国際標準規格「HL7 FHIR」などへの理解が役立つ場面もあります。また、診療報酬や介護報酬のように制度改定がシステム仕様へ直結する領域では、変更に強いデータモデルやドメイン設計も重要になります。
医療システムは、実際に利用する現場を理解することも欠かせません。医師や看護師、薬剤師などは診療や服薬指導をしながらシステムを操作するため、入力項目が多すぎたり画面遷移が複雑だったりすると業務を妨げます。患者向けアプリとは異なり、業務の正確性と操作効率を重視したUI設計が必要です。
また、介護・保育施設ではタブレットなどを持ち歩いて記録するケースもあります。通信環境が不安定な場所を想定し、データの一時保存や再送処理などを設計することも重要です。
オンライン診療では、予約、問診、診療、決済、薬の受け取りなど複数の機能が連携します。診療中にサービスが停止すれば医療行為そのものに影響しかねないため、可用性や障害復旧を意識した設計が重要です。
一方、「あすけん」のような一般利用者向けヘルスケアサービスでは、多数のユーザーから継続的に健康関連データが集まります。アクセス集中への対応やモバイルアプリの品質、ユーザーが継続して使いやすいUIなど、医療従事者向けシステムとは異なる技術課題が生じます。
製薬・研究、予防医療などでは、診療情報や健診データ、ウェアラブルデバイスから得られるデータなどを分析するための基盤も重要です。大量のデータを安全に蓄積・加工するクラウドやDWHの設計に加え、分析結果の再現性やデータ品質も求められます。
さらに生成AIや機械学習を医療サービスへ組み込む場合は、精度だけでなく誤った出力が与える影響まで考えなければなりません。「AIをどう作るか」だけでなく、「どこまでAIに任せ、どう評価・監視するか」まで設計する必要がある点も、医療・ヘルスケア領域ならではの特徴といえるでしょう。

※画像参照:CareNet Engineers
株式会社ケアネットは、医師・医療従事者向けの医学・医療情報プラットフォーム「CareNet.com」などを展開しています。
「CareNet Engineers」では、同社サービスの開発技術やAI活用に関する知見を発信。「CareNet Academiaの裏側: 医学ニュース推薦のしくみ」では、医師の専門性や関心に合った医学ニュースを届けるため、ルールベース、BM25を用いたコンテンツベース、深層距離学習という3種類の推薦ロジックを組み合わせる仕組みを解説しています。
医学情報特有のコールドスタート問題への対処まで具体的に示されており、医療×AIやレコメンドシステムの設計に関心のあるエンジニアに有用です。
また、現在ケアネットは、2025年12月のTOBを経てEQT傘下となり、さらなる事業成長に向けた第二創業期を迎えています。
AI×データ活用を今後の成長の柱として、現在エンジニア採用を大幅に強化中です。
テックリード、SRE、セキュリティ、データエンジニアなど、事業と技術の未来をともにつくる仲間を募集しています。
| 会社名 | 株式会社ケアネット |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/carenet |

※画像参照:MEDLEY Developer Portal
株式会社メドレーは、クラウド診療支援システム「CLINICS」や薬局向け統合型クラウドソリューション「MEDIXS」、医療介護求人・転職サイト「ジョブメドレー」などを提供しています。
「MEDLEY Developer Portal」では、これらのサービス開発で得た技術的な知見を紹介しています。
具体例が「歯科電子レセプトをわかりやすく可視化するWebビューアを作った話」です。複雑な仕様を持つ電子レセプトを人が理解しやすい形で表示するため、バイナリデータの解析からWebビューアとして実装するまでの過程を紹介しています。CLINICSの認証サーバ刷新をはじめ、電子カルテの品質を担保するリリース戦略、複雑な歯科電子レセプトを可視化するWebビューアの開発など、医療現場特有の課題に踏み込んだ記事が特徴です。
医療SaaSに求められる安定性やデータ整合性、権限・監査などを実例から学びたいエンジニアに適したブログです。
| 会社名 | 株式会社メドレー |
|---|---|
| URL | https://developer.medley.jp/ |

※画像参照:株式会社ヘンリー エンジニアブログ
株式会社ヘンリーは、中小病院向けにクラウド型電子カルテ・レセコンシステム「Henry」を提供しています。
「株式会社ヘンリー エンジニアブログ」では、医療現場を支える基幹システムの開発・運用で得られた知見を紹介しています。「なぜ AWS 移設をするのか」では、病院向けシステムに求められる高い信頼性を前提に、AWSへの移行を決断した理由を、障害対応や可観測性、サポート体制など複数の観点から解説しています。
単純なクラウドサービスの機能比較ではなく、医療現場への影響を踏まえてインフラを選定する考え方まで示されているのが特徴です。医療システムのインフラ設計やSRE、技術選定に関心のあるエンジニアに役立ちます。
| 会社名 | 株式会社ヘンリー |
|---|---|
| URL | https://dev.henry.jp/ |

※画像参照:エムスリーテックブログ
エムスリー株式会社は、国内最大級の医療従事者向けポータルサイト「m3.com」や、医療DXサービス「デジスマ診療」などを提供しています。
「エムスリーテックブログ」では、これらのサービスを支えるエンジニアの実践的な知見を発信しています。たとえば、クラウド型電子カルテの開発を題材に医療保険を関数型ドメインモデリングする試みや、「デジスマ診療」でKotlinからGoへ安全に移行するためのIstio活用などが紹介されています。
また、生成AIを使った障害調査やQAプロセスの改善など、大規模サービスの運用・品質保証に関する内容も充実。 医療特有の複雑な業務知識とモダンなWeb開発・SREをどう結びつけるかを学びたいエンジニアに有用です。
| 会社名 | エムスリー株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.m3tech.blog/ |

※画像参照:メドピア開発者ブログ
メドピア株式会社は、医師専用コミュニティサイト「MedPeer」をはじめ、医療従事者や患者を支援するサービスを展開するヘルステック企業です。
「メドピア開発者ブログ」では、長年運用してきたRailsのモノリスから認証機能を切り出す共通基盤プロジェクトや、Claude Enterpriseの全社導入に伴うSSO・SCIM設計、AIエージェントのセキュリティ対策などを詳しく紹介しています。
特に、要配慮個人情報を扱うサービスでAI利用をどう制御するかなど、ヘルスケア企業ならではのリスクを踏まえた技術判断まで開示している点が特徴です。
医療サービスの設計・運用や、セキュリティと利便性を両立する方法を学びたいエンジニアに役立ちます。
| 会社名 | メドピア株式会社 |
|---|---|
| URL | https://tech.medpeer.co.jp/ |

※画像参照:HOKUTO Tech Blog
株式会社HOKUTOは、医学情報の収集・活用を支援する「医師向け臨床支援アプリHOKUTO」などを提供する企業です。
「HOKUTO Tech Blog」では、同社のプロダクト開発で培った技術や開発手法を解説しています。Next.jsを使ったWebアプリの構成・ライブラリ選定を具体的に解説する記事のほか、Claude CodeやCodex CLIを開発に取り入れるための実践的なガイドも掲載されています。
医療サービスを支えるWeb開発だけでなく、生成AIを実際の開発プロセスへどう組み込むかまで学べる点が特徴です。モダンなフロントエンド開発やAI駆動開発に関心のあるエンジニアに参考になるブログです。
| 会社名 | 株式会社HOKUTO |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/hokuto_tech |

※画像参照:テックブログ
株式会社MENTRAは、精神科・心療内科の診療現場を中心に、AIカルテ・診療記録やAI看護記録、AI福祉訪問記録などの医療AIを提供しています。
「MENTRA テックブログ」では、医療AIの開発、安全・データ保護、精神科特有の記録設計などの知見を発信。「電子カルテの監査ログは、どう作れば証拠になるのか」では、単に操作履歴を保存するだけでは改ざんされていない証明にならないという課題に対し、監査ログをハッシュチェーンで連結する設計と運用を解説しています。
医療情報に求められる真正性やセキュリティを、具体的なシステム設計へ落とし込む方法を学びたいエンジニアに有用です。
運営者さまからのコメント
株式会社MENTRAは、精神科・心療内科を中心に、AIカルテ・診療記録やAI看護記録などの医療AIを提供しています。
プロダクトの提供にとどまらず、医療機関のDXパートナーとして、現場の課題整理から運用の定着までを伴走支援。
テックブログでは、医療情報の真正性を担保する監査ログの設計など、開発現場の実践知を発信しています。
| 会社名 | 株式会社MENTRA |
|---|---|
| URL | https://mentra.jp/blog/ |

※画像参照:JMDC TECH BLOG
株式会社JMDCは、健康保険組合などへの保険者支援サービスや健康情報プラットフォーム「Pep Up」、医療ビッグデータ事業などを展開しています。
「JMDC TECH BLOG」では、こうした膨大かつ機微性の高い医療データを扱うための実践的な技術を紹介。SnowflakeとAWS PrivateLinkを組み合わせ、医療情報に関する各種ガイドラインを意識した安全なデータ基盤を構築する方法や、データ量の増加に対応するためAmazon AthenaからRedshift Serverlessへ移行した事例などが詳しく解説されています。
医療データに求められるセキュリティやデータ品質と、大規模データ基盤の性能・拡張性を両立する設計を学びたいエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社JMDC |
|---|---|
| URL | https://techblog.jmdc.co.jp/ |

※画像参照:Ubie テックブログ
Ubie株式会社は、生活者向けの「症状検索エンジン ユビー」をはじめ、医療機関・製薬企業向けのサービスを提供しています。
「Ubie テックブログ」では、AI・データ基盤・SRE・QAなど、サービス開発で得られた技術知見に強みを持っています。実際に、社外でも活用されるデータプロダクトの品質を担保するためのデータパイプラインテストや、Slack上でインフラ調査を自律的に行うAIエージェントの設計・実装などが解説されています。
AI活用の華やかな側面だけでなく、品質保証や安全な運用まで踏み込んでいる点が特徴。医療・ヘルスケア領域でAIやデータを実サービスに組み込む方法を学びたいエンジニアに有用です。
| 会社名 | Ubie株式会社 |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/ubie_dev |

※画像参照:TechDoctor開発者Blog
株式会社テックドクターは、デジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase」や、医療・ヘルスケアサービス開発を支援する「Health Portal」を提供しています。
「TechDoctor開発者Blog」では、ウェアラブルデータやAIを医療に活用する際の実践知を発信。たとえば、解析者の恣意性を抑えて信頼できるエビデンスを得るため、ウェアラブルデータ解析に統計解析計画書(SAP)を導入する考え方や、LLMアプリケーションをLangfuseで追跡・評価する方法を解説しています。
医療データを単に分析するだけでなく、再現性や評価可能性まで担保する設計を学びたいデータエンジニアやAIエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社テックドクター |
|---|---|
| URL | https://techblog.technology-doctor.com/ |

※画像参照:CureApp テックブログ
株式会社CureAppは、医師が患者に処方する「治療アプリ」を開発し、高血圧治療補助アプリやニコチン依存症治療アプリなどを提供しています。
「CureApp テックブログ」では、治療アプリの開発技術だけでなく、医療という専門性の高い領域で開発するための知見も発信しています。具体例が「ドメイン知識のない会社にEMとして転職をしたワイ、どうやって高速キャッチアップを実現したか」。Slackや社内資料、専門書などを活用し、薬機法を含む医療ドメインの知識を身につける過程が紹介されています。
技術だけでは開発できない規制産業で、エンジニアが業務・制度をどう理解していくかを学べる点が特徴。医療ITへの参画を考えるエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社CureApp |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/cureapp |

※画像参照:株式会社PREVENT開発部
株式会社PREVENTは、医療データ解析サービス「Myscope」や生活習慣改善支援サービス「Mystar」などを提供しています。
「株式会社PREVENT開発部」では、これらを支えるモバイルアプリやデータ活用、QAなどの開発知見を発信。「swift-snapshot-testingとPrefireで低コストでVRTを運用する」では、iOSアプリのUI変更によるデグレを検知するため、Previewからテストケースを自動生成し、CIで画像差分を確認する仕組みを実例ベースで解説しています。
実装方法だけでなく、テストを低コストで継続運用するところまで踏み込んでおり、ヘルスケアアプリの品質保証やiOS開発に携わるエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社PREVENT |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/prevent |

※画像参照:KAKEHASHI Tech Blog
株式会社カケハシは、クラウド型電子薬歴「Musubi」や在庫最適化システム「Musubi AI在庫管理」など、薬局向けのプロダクトを提供しています。
「KAKEHASHI Tech Blog」では、薬局DXを支えるバックエンド、インフラ、AI・データ活用、QAなどの実践知を発信しています。 注目したいのが「Musubi AI在庫管理の予測結果を『溜める層』と『分析する層』に分離したスキーマ変更に強い基盤設計」。調剤薬局向けに日々大量生成される需要予測データについて、保存と分析を分離して変更に強いデータ基盤を構築した事例です。
医療特有のデータをAIで活用しながら、運用に耐えるシステムへ落とし込む方法を学びたいエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社カケハシ |
|---|---|
| URL | https://kakehashi-dev.hatenablog.com/ |

※画像参照:Linc’well, inc.
株式会社Linc’wellは、オンライン診療システム提供サービス、クリニックDX支援サービス、ヘルスケアECサービスを展開しています。
「Linc’well, inc.」では、これらを支えるWeb・アプリ開発やアーキテクチャ、生成AI活用などの知見を発信しています。具体例が「【TypeScript】リポジトリ太りしてませんか?年末の knip ダイエット」。複数チームが共有するフロントエンドに静的解析ツール「knip」を導入し、約1,800行の不要コードなどを検出した事例を紹介しています。
AIによるコード生成が進むなか、保守性や品質をどう維持するかまで考察している点が特徴です。大規模な医療Webサービスの継続的な改善やフロントエンド設計に関心のあるエンジニアに役立ちます。
| 会社名 | 株式会社Linc’well |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/lincwell_inc |

※画像参照:株式会社MICIN
株式会社MICINは、オンライン医療事業「curon(クロン)」や薬局向けサービス「curonお薬サポート」、臨床開発デジタルソリューション事業「MiROHA」などを展開しています。
「株式会社MICIN」では、医療サービスのWeb開発やAI活用、データ基盤などの知見を発信。注目したいのが「予約システムの機能拡張で感じた設計の難しさと面白さ」です。「クロンスマートパス」に時間帯予約を追加する際、既存の順番待ち受付との共存や、医療機関ごとに異なる運用を踏まえてデータモデルを設計した過程を紹介しています。
医療現場の複雑な業務要件をシステム設計へ落とし込む実例として、バックエンドやDB設計に携わるエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社MICIN |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/micin |

※画像参照:エムティーアイ エンジニアリングブログ
株式会社エムティーアイは、女性の健康情報サービス「ルナルナ」や母子手帳アプリ「母子モ」など、ヘルスケア領域を含むさまざまなサービスを展開しています。
「エムティーアイ エンジニアリングブログ」では、AI、AWS・Azure、セキュリティ、アプリ開発など、実務で得た技術知見を紹介しています。 「AIに開発を任せるために、フローを育てた話」では、AIに実装を丸投げするのではなく、要件や設計、テストを先に言語化するAI-DLCを導入し、約半年間にわたって開発フローを改善した過程を解説しています。
AIを実務へ組み込みながら品質や開発効率を高めたいエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社エムティーアイ |
|---|---|
| URL | https://tech.mti.co.jp/ |

※画像参照:エス・エム・エス エンジニア テックブログ
株式会社エス・エム・エスは、介護・障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」などを提供しています。
「エス・エム・エス エンジニア テックブログ」では、カイポケを中心にSRE、QA、データ基盤、生成AIなどの開発知見を発信。注目したいのが「複雑なドメインの知識をテストケースとして資産化する」です。介護保険制度のルールに沿って金額を計算する報酬算定エンジンを題材に、専門家が持つ介護報酬の知識をQA観点のテストケースへ落とし込み、自動テストとして整備する過程を紹介しています。
制度・業務知識をソフトウェア品質へ結びつける実例として、介護・医療など複雑なドメインの開発に携わるエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社エス・エム・エス |
|---|---|
| URL | https://tech.bm-sms.co.jp/ |

※画像参照:Rehab Tech Blog
株式会社Rehab for JAPANは、科学的介護ソフト「Rehab Cloud」など、介護現場を支援するサービスを提供しています。
「Rehab Tech Blog」では、介護・ヘルスケア領域のプロダクト開発を支えるAI活用やAPI設計、開発組織などの知見を発信しています。
「APIのリトライ戦略の重要性について」は、外部APIのレートリミットによる429エラーへの対応を題材に、リトライ対象とするエラーや最大試行回数、リトライ間隔、冪等性など、安定したAPI連携に必要な設計上の観点をTypeScriptの実装例とともに解説しています。
外部サービスとの連携を前提としたシステムで、障害に強いAPI処理をどう設計するかを学べるため、バックエンド開発やサービス運用に携わるエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社Rehab for JAPAN |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/rehabforjapan |

※画像参照:LITALICO Engineers
株式会社LITALICOは、就労支援サービス「LITALICOワークス」や児童福祉施設向け運営支援ソフトなど、教育・障害福祉・介護福祉領域でサービスやプロダクトを展開しています。
「LITALICO Engineers」では、福祉領域のSaaS開発やAI、アクセシビリティなどの知見を発信。注目したいのが「関心ごとにも依存関係がある」です。障害福祉の複雑な請求処理を題材に、法改正へ継続的に対応するため、ドメインを階層化して責務や依存関係を整理する設計について解説しています。
制度変更の影響を受けやすい福祉システムで、ドメイン知識をアーキテクチャへどう反映するかを学べるため、DDDや業務システム設計に関心のあるエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社LITALICO |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/litalico |

※画像参照:ユニファ開発者ブログ
ユニファ株式会社は、保育AI・写真・ICTなどを組み合わせた保育園・幼稚園・こども園向けサービス「ルクミー」を開発・運用しています。
「ユニファ開発者ブログ」では、Web・モバイル、IoT、AI、QAなど、保育ICTを支える技術や開発プロセスを紹介しています。「AIをどこで使い、どこで使わないか」という記事では、生成AIの自律性が高まるほど誤りの影響も大きくなることを踏まえ、ルクミーではAIの自律性を意図的に抑え、不確実性がシステム全体へ伝播しないよう設計していることを解説しています。
保育のように安全性が重視される領域で、AIの利便性とリスクをどう両立するかを学びたいエンジニアに有用です。
| 会社名 | ユニファ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://tech.unifa-e.com/ |

※画像参照:M3Career Techblog
エムスリーキャリア株式会社は、医師・薬剤師向けの人材紹介プラットフォームをはじめ、医療機関の採用・経営支援、産業保健・健康経営支援などを展開しています。
「M3Career Techblog」では、これらの事業を支えるAWS、Salesforce、AI活用などの実践知を発信。注目したいのが「オンプレからサーバーレスへ。バッチサーバーのStep Functions移行。」です。長年運用されたcron+Perl中心のジョブ基盤を、EventBridge Scheduler、Step Functions、ECSなどへ段階的に移行する設計を解説しています。
レガシー環境の制約を整理しながらクラウドへ移行する具体的な判断過程を学べるため、業務システムのモダナイズやAWSに携わるエンジニアに有用です。
| 会社名 | エムスリーキャリア株式会社 |
|---|---|
| URL | https://m3career-eng.hatenablog.com/ |

※画像参照:株式会社iCARE
株式会社iCAREは、健康管理クラウド・産業医紹介・健診業務支援・コンサルティングなど、企業の健康課題を解決する「Carely」を提供しています。
「株式会社iCARE」では、Carelyの開発で得たRailsやAI、認証・セキュリティなどの技術知見を発信しています。注目したいのが「『うちのSaaS、SSO対応して』と言われたら読む記事」です。SSO・IdP・SAMLの違いを整理したうえで、SAMLアサーションの署名検証など認証の仕組みからRailsでの実装まで解説しています。
従業員の健康情報を扱うSaaSに欠かせない認証・アクセス管理を具体的に学べるため、BtoB SaaSやヘルスケアシステムの開発に携わるエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社iCARE |
|---|---|
| URL | https://zenn.dev/p/icare |

※画像参照:hacomono TECH BLOG
株式会社hacomonoは、フィットネスクラブやスクールなどの顧客管理・予約・決済を行う業界特化型SaaS「hacomono」を提供しています。
「hacomono TECH BLOG」では、Ruby on RailsやQA、IoT、AI活用など、プロダクト開発の実践知を紹介しています。「設計から実践へ:QAスキル群を育てた話とチームへの広め方」では、AIによるテスト分析の品質差を抑えるため、分析手順や確信度の表示、ドメイン知識の蓄積を仕組み化し、Claude Codeのスキルとして実装・展開した過程を紹介しています。
AIを単に導入するのではなく、チーム全体で再現可能な品質保証へつなげる方法を学びたいQA・Webエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社hacomono |
|---|---|
| URL | https://techblog.hacomono.jp/ |

※画像参照:あすけん テックブログ
株式会社askenは、食事記録やAIによる食生活改善アドバイスを提供する食事管理アプリ「あすけん」を開発・運営しています。
「asken テックブログ」では、モバイル開発やAWS、データサイエンス、生成AIなど、サービス開発で得た技術知見を発信しています。
「技術選定の考え方」では、2025年5月実績で月間132万UUを記録したサービスにおいて、昼食時にアクセスが急増する「あすけん」特有の条件を踏まえ、性能・セキュリティ・コスト・可用性・運用性などから採用技術を評価する方法を解説しています。
実サービスのトラフィック特性から非機能要件を考え、技術選定につなげるプロセスを学びたいエンジニアに有用です。
| 会社名 | 株式会社asken |
|---|---|
| URL | https://tech.asken.inc/ |
医療・ヘルスケア・介護業界のシステム開発では、セキュリティやガイドラインへの対応に加え、医療・介護制度や現場の業務フローなど、技術だけでは解決できない課題も少なくありません。今回紹介したテックブログでは、電子カルテや医療データ基盤、AI、介護SaaSなどの開発現場で、エンジニアがこうした制約にどう向き合っているのかを具体的に学べます。
フリーランスエンジニアにとって、テックブログは技術を学ぶだけでなく、企業の技術スタックや開発文化、直面している課題を知るための情報源にもなります。興味のある領域のブログを継続的にチェックし、医療・ヘルスケア案件への参画に必要な知識の習得や、案件選びに役立ててみてください。
気になる企業のテックブログを継続的にチェックし、案件選びや面談前の情報収集、参画後のキャッチアップに役立ててみてください。