
株式会社バッファローは2026年9月2日、親指操作タイプのトラックボールマウス「BSTBB700Xシリーズ」の発売を開始しました。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングにある同社公式ストアの限定モデルで、カラーはグラファイトブラックとシルキーホワイトの2色です。
同社としては初のトラックボールマウスにあたります。通常販売価格は税込6,990円です。
目次
同社によると、本商品は本体を動かさず親指でボールを転がして操作するため、狭い机やマウスパッドのない場所でも使えます。書類を広げたままでも操作でき、手首を動かさず指先だけを動かすことから、長時間の作業でも疲れにくいといいます。
ボールの直径は、トラックボールでは定番とされる34mmです。ボールを支える支持球には人工ルビーを採用しています。本体の外形寸法は約95×51×117mm、質量は電池を含めて約150gです。
傾斜と丸みを持たせたアーチ設計により、通常のマウスから乗り換えても違和感が少ないとしています。
編集部の問い合わせに対する回答によると、開発の出発点は、担当者自身が既存のトラックボールに「しっくりこない」感覚を抱いていたことと、既存製品のレビュー分析で見えた「サイズや操作性への不満」の解消でした。
同社の担当者は、次のようにコメントしています。
「「手のひらに、しっくり。」をキーコンセプトに、手が小さめの方から大きめの方まで、サイズ感とフィット感を追求して開発しました。作業効率を高める高速スクロールや、手元のまま切り替えられる天面ボタンなど、細かな使い勝手にもこだわっています。」
慣性が効きやすい金属製のホイールを搭載し、磁力でラッチ感を生み出す機構を採用しています。軽くはじくとスクロールが慣性で続く仕組みで、縦に長いWebページやExcelシートでの移動を見込んだ機能としています。
ホイールを左右に倒すチルト操作による横スクロールにも対応します。
※チルトボタンによる横スクロールは高速スクロール非対応です
接続方式は無線(2.4GHz)とBluetooth 5.0の両対応で、無線1台とBluetooth 2台の合計3台を登録できます。接続先の切り替えボタンとDPI変更ボタンは天面にあり、本体を持ち上げずに切り替えられます。現在の接続先は、LEDの点灯位置と色で判別する方式です。
カーソル速度は500/800/1200DPIの3段階です。電源は単3形乾電池1本で、想定使用可能時間は最大約2年6か月とされています(1日8時間のパソコン操作のうち5%をマウスに割り当てた場合の同社計算値で、保証値ではありません)。無線レシーバーは本体裏面に収納できます。電源スイッチは側面にあります。
ボタン数は5つで、ホイールチルトを除くすべてのボタンに静音スイッチを採用しています。
サイドボタンなどへの機能割り当ては、無料ソフト「マウスカスタム+」で変更できます。管理者権限が不要なため、会社支給のパソコンにも導入できるといいます。ただし同ソフトはWindows専用で、管理者権限で動作するソフトウェア上では割り当て機能が無効になります。
自宅やコワーキングスペースなど、限られたデスクで作業するフリーランスエンジニアにとって、本体を動かさず操作できるトラックボールは省スペースで使える入力機器の選択肢です。BSTBB700Xシリーズは、親指操作のトラックボールに加え、高速スクロールや横スクロール、静音スイッチを備えており、Webページや表計算、資料を扱う場面にも使いやすい構成です。
無線とBluetoothに対応し、最大3台の端末を登録して本体上面のボタンから切り替えられるため、複数のPCやタブレットを使い分ける人にも便利そうです。ボタン割り当て用の「マウスカスタム+」はWindows専用ですが、Macでも基本的なマウス操作には対応しています。複数の作業環境を行き来するフリーランスにとって、デスク周りをコンパクトにまとめたいときの候補になりそうです。
《参照》
BSTBB700BKX : マウス | バッファロー
https://www.buffalo.jp/product/detail/bstbb700bkx.html
プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000507.000017378.html