
フリーランスエンジニアに役立つ情報をお届けする、フリーランスジョブ編集部です。
近年、IT企業やSaaS企業が、プロジェクトの進め方や意思決定プロセス、品質改善、SRE運用、チームマネジメントなどの知見を、公式ブログで積極的に公開する動きが広がっています。そこには、進行管理・要件定義・リリース運用・レトロスペクティブ・DevOps・生成AI活用など、現場で検証された一次情報が凝縮されています。
本記事では、2025年時点で注目すべき「プロジェクトマネジメントに役立つ企業ブログ」を厳選してご紹介します。課題解決の具体的な手順や意思決定の背景など、明日から実務に活かせるヒントが詰まった情報源を中心にまとめました。
フリーランスエンジニアの方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事の内容は2025年10月時点の公開情報に基づいています。各ブログの構成やURL、掲載内容は変更となる場合があります。最新情報は、各公式サイト・公式ブログでご確認ください。
目次

画像引用元:BAsixs「曖昧な要件定義が招くWebサイト「プロジェクト破綻」の連鎖【BAプロマネとマーケ対談】」
ビジネス・アーキテクツ(BA)の現場では、Webサイト制作を成功に導くために欠かせない「要件定義」の本質が語られています。
プロジェクトが迷走する原因の多くは、初期段階で「時間」「費用」「組織」が曖昧なまま走り出してしまうこと。記事では、マーケターとプロジェクトマネージャーがそれぞれの立場から、失敗を防ぐための考え方と実践を掘り下げています。
たとえば、機能追加をめぐる認識のずれが、仕様変更やスコープクリープを招くこと。計画やリソースの破綻が、予算超過やモチベーション低下につながること。そうした実体験に基づく指摘が、読む者に具体的な臨場感をもって伝わってきます。
一方で、WBSによる可視化やスコープ合意の文書化、リスク管理の徹底など、再現性の高いマネジメント手法も示されています。要件定義とは単なる仕様整理ではなく、関係者全員がビジネスゴールを共有するための対話のプロセスである。そんなBAらしい視点が、プロジェクトを「絵に描いた餅」で終わらせないための指針として浮かび上がります。
| 企業名 | 株式会社ビジネス・アーキテクツ |
| サービス名 | コンサルティングサービス/生成AI活用推進支援サービス/UI/UXデザインサービス/クラウドサービス/ログ管理ソリューション 他 |

画像引用元:TIME TRACKER NX「Excelでのプロジェクト管理はもう限界?TimeTracker NXが解決!」
デンソークリエイトの記事では、Excelでのプロジェクト管理に限界を感じた企業が、TimeTracker NXの導入によってどのように変化したのかが語られています。
手作業でのWBS作成やガントチャート更新に追われ、整合性を保つだけでもひと苦労だったチーム。そこに、クラウドベースで自動化されたTimeTracker NXが加わることで、作業負担が大きく軽減されたといいます。
特徴的なのは、テンプレートから一瞬でWBSを生成し、リアルタイムで進捗とリソースを可視化できる点。Excelでは煩雑になりがちなデータ更新も、NXでは自動で反映され、チーム全体で同じ情報を共有できるようになりました。ある企業では、移行後に作業時間が半減し、意思決定のスピードも向上したそうです。
現場の声を受け止めながら、プロジェクト管理の精度とスピードを両立させる。その姿勢が、TimeTracker NXというプロダクトに息づいています。
| 企業名 | 株式会社デンソークリエイト |
| サービス名 | 車載組込みソフトウェア開発/開発支援ツール/ソフトウェア開発プロセス・ツール/市販ソフトウェア事業/人材開発・技術教育 他 |

画像引用元:TeamSpirit「IT企業の工数管理とは?原価・勤怠管理との連携に役立つ機能も解説」
IT企業にとって欠かせない工数管理を、原価や勤怠と結び付けて運用する考え方を紹介しているTeamSpiritの記事です。
Excelに頼る手作業では、WBSやガントチャートの更新により負荷が高まり、整合性も崩れがちです。記事内では「準備・実践・分析」という基本手順を軸に、進捗と予定実績の比較を継続し、完了後に集計と振り返りまで行う重要性を整理しています。
また、プロジェクト全体で工数を共有しやすい仕組みづくりや、管理にリソースをかけ過ぎない設計にも触れています。さらに、勤怠と連動させることで入力の手間を減らし、作業時間と原価の整合性を高められると説明。
終盤では、TeamSpirit 勤怠とTeamSpirit 工数による統合管理に加え、有償アドオンのプロジェクト原価管理によってリアルタイムな原価計算と予実管理が可能になる点を示しています。
| 企業名 | 株式会社チームスピリット |
| サービス名 | TeamSpirit 勤怠/TeamSpirit 工数/TeamSpirit 経費/TeamSpirit Enterprise/TeamSpirit タレントマネジメント 他 |

画像引用元:monday.com Blog「プロジェクト管理の基本「WBS」とは?作り方と無料テンプレート」
monday.comのブログでは、プロジェクト管理の基盤となるWBSを、定義から作り方、活用のポイントまで丁寧に整理。
全体を細かな作業に分解し、誰が・いつ・何を行うかを明確にする考え方を中心に据え、成果物型とプロセス型の違いを示しながら、上位タスクの洗い出しや細分化、階層構造の整理、抜け漏れの確認、文書化と共有に至るまで段階的に解説が進められています。
また、WBSだけで終わらせず、ガントチャートとの連携を重視している点も特徴です。目的の違いを整理し、両者を組み合わせて運用することで、見積もり精度や進捗の可視化が向上すると述べられています。
さらに、Excelでの管理が煩雑になりやすい課題にも触れ、monday.comを使うことで、WBSの階層をタスクボード化し、自動ガント化や依存関係の反映、リアルタイム共有、負荷管理までを一元的に行える仕組みが紹介されています。
| 企業名 | 株式会社ギャプライズ |
| サービス名 | Contentsquare/Yotpo/Optimizely/monday.com/Cloudinary 他 |
※monday.comは、株式会社ギャプライズが日本国内での販売代理を行っています。

画像引用元:伊藤忠テクノソリューションズ「エンタープライズCMS導入プロジェクトにおけるプロジェクトマネジメントの重要性」
伊藤忠テクノソリューションズでは、企業のデジタル戦略を支える基盤として、エンタープライズCMS導入におけるプロジェクトマネジメントの重要性を紹介。20年以上にわたりデジタル基盤構築を支援してきた同社の経験が、組織横断のプロジェクトを円滑に進めるヒントとして凝縮されています。
プロジェクトの目的やスコープの明確化から始まり、技術・運用・コンテンツなど多様な専門性を持つチーム体制の構築、リスク管理を意識したフェーズ分割、そしてコミュニケーション設計まで、全体を見渡すマネジメントのあり方を描いています。
特に、チケット管理ツールの活用やドキュメント共有の仕組みづくりなど、実務で培われたノウハウが具体的です。CMS導入後の運用・改善フェーズでは、マニュアル整備やトレーニングを通じた品質向上を推奨し、継続的な改善文化の重要性に触れています。
| 企業名 | 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 |
| サービス名 | CUVIC mc2/CTC アカウントマネージドサービス/CTC-MSS/マネージド・ネットワーク・デバイス・サービス/TechnoCUVIC 他 |

画像引用元:Lychee Redmine お役立ちブログ「【保存版】プロジェクト管理ドキュメント入門|種類から作り方まで」
アジャイルウェアでは、開発現場のチケット運用を軸にしたLychee Redmineの実践事例を紹介しています。登壇したクレディセゾンのシステムエンジニアは、ウォーターフォールとアジャイルを両立させる「バイモーダル戦略」の取り組みについて解説しました。
現場では、Lychee Redmineでチケットを起票し、Slackでのメンションを通じて確認・対応・クローズへと進めるサイクルを確立。リード層が大枠をつくり、メンバーが子チケットで具体化する手法や、スモールブランチで短期的にリリースを重ねる流れなど、実践的な手順が共有されています。
さらに、Slack通知やGitHubとの連携、IntelliJ IDEAでのタスク参照、ガントチャートやCSVレポートの活用など、ツールを横断した運用も紹介。定例会用のチケット雛形を事前に準備するなど、複雑化を避けた「シンプルな管理」が文化として根付いている点が印象的です。
| 企業名 | 株式会社アジャイルウェア |
| サービス名 | Lychee Redmine/GIJI/KIWI GO/システム開発/アセスメントとキャリアコンサルティング 他 |

画像引用元:RICOH imagine. change.「PMBOKとは?プロジェクト管理の世界標準の知識体系を解説」
中小企業応援サイト(リコージャパン株式会社運営)のコラムでは、プロジェクト管理の世界標準「PMBOK」を軸に、マネジメントの基礎を整理しています。
1987年に初版が発表され、現在は第7版へと進化したPMBOK。その背景には、品質・コスト・納期(QCD)を的確にコントロールし、プロジェクトを成功へ導くための体系的な知識があります。
記事では、PMBOKを通して学べる効率的なQCD管理や、業種を問わず応用できる国際的なノウハウを紹介。経験が浅いマネージャーでも成果を上げやすくなる理由を、プロセスの全体像とともに具体的に紹介しています。プロジェクトをより確実に進めたい人にとって、基礎を再確認できる内容です。
| 企業名 | 株式会社リコー |
| サービス名 | RICOH Smart Integration/RICOH Contract Workflow Service/RICOH360 Projects/RICOH CloudStream/RICOH Professional & Managed Services 他 |

画像引用元:リックソフトブログ「データHubを Workatoで構築し、約120時間の工数を削減した話」
リックソフトのAI・DX室では、社内に点在していたデータを一元化し、業務効率を抜本的に高める「データHub構築」に取り組みました。
背景にあったのは、既存アプリの限界です。多様な分析やレポート追加の要望が高まる一方で、機能拡張には多くの工数がかかり、スピーディーな対応が難しかったといいます。
課題解決のために活用したのが、エンタープライズ統合プラットフォーム「Workato」です。BigQueryを中心に、社内ツールに蓄積されたデータを自動連携する仕組みを構築。標準コネクタとHTTP連携を組み合わせることで、SQL実行からデータ転送までを自動化し、日次更新の安定運用を実現しました。
その結果、手作業による更新や整形が不要となり、年間約120時間の工数削減を達成。更新漏れや入力ミスといったヒューマンエラーも防げるようになりました。
リックソフトは今後、この仕組みをAIエージェントによる自動分析・意思決定支援へと発展させ、業務判断の自動化と高度化を見据えています。
| 企業名 | リックソフト株式会社 |
| サービス名 | Jira/Jira Service Management/Confluence/Rovo/Miro 他 |

画像引用元:Money Forward Developers Blog「半年ちょっとでリードタイムを1/4に改善したスクラムチームの物語」
マネーフォワードの開発ブログでは、スクラムチームのリードタイムを半年で1/4に短縮した改善プロセスを紹介。記事内では、最低4週間かかっていた開発フローを、チーム全体で見直していく過程が丁寧に描かれています。
PBI(プロダクトバックログアイテム)をタスク単位から「ユーザーストーリー」中心に再構成し、Definition of Ready(準備完了の定義)を言語化。Figmaを活用した画面共有やQAエンジニアとの協働により、設計と実装の認識齟齬を減らしていったそうです。
また、リードタイム・サイクルタイムの可視化を進め、ふりかえりに活用することで改善サイクルを継続。最終的には、スプリント単位から「今日何を完成させるか」を問うデイリープランニングへと移行し、チームの一体感とスピードを高めました。
現場の変化を数字と実感の両面から語る内容は、アジャイル開発に携わる人にとって大きなヒントとなるでしょう。
| 企業名 | 株式会社マネーフォワード |
| サービス名 | Money Forward ME/Money Forward Cloud/Money Forward Cloud Accounting/Money Forward Cloud HR/Payroll/Money Forward Cloud Contract 他 |

画像引用元:JPSブログ「生成AIが変えるプロジェクトマネジメントの可能性」
日本プロジェクトソリューションズ株式会社では、生成AIの可能性を教育現場から検証しています。代表の伊藤大輔氏が担当する社会人大学院の講義では、実践的なプロジェクトマネジメントを学ぶ一環として、ChatGPTやGeminiを用いたケーススタディを導入しました。
学生たちは、プロジェクト憲章やスコープ記述書をもとにWBS(作業分解構成図)の素案をAIで生成。その結果、プロセスを理解した上でAIを活用した方が、より現実的で精度の高い計画を導き出せることが明らかになりました。
伊藤氏は、AIを使いこなすポイントは「プロジェクトマネジメントの基礎理解」にあると指摘します。プロセスを理解していなければ、AIに適切な情報を与えられず、出力の質も上がらないためです。
一方で、知識と経験を土台にAIを活用すれば、これまでの発想を超えた計画を立てることが可能になると結んでいます。
| 企業名 | 日本プロジェクトソリューションズ株式会社 |
| サービス名 | プロジェクト実行支援サービス/PMO支援サービス 他 |

画像引用元:MSOL「課題とは「進捗を阻害すること」。プロジェクトを成功に導く課題管理の方法」
MSOLのPMO Center事業部では、プロジェクトを前進させるための「課題管理」に焦点を当て、3名のマネジメント専門家が実践知を語りました。現場では、課題を上げても「言ったもん負け」になる空気や、「言わなくてもわかるだろう」という思い込みが、重大な遅延を生むことが少なくありません。
早川氏は、すべてを抱え込むのではなく「解決しなくてもいい課題」を見極める劣後順位の考え方を提唱。杉本氏は、優先順位付けの前提として、チームで課題を洗い出し、心理的安全性のある議論を重ねる重要性を強調しました。さらに小宮氏は、「課題を正しく定義できていないこと」こそが混乱の根本原因だと指摘しています。
本質は、報告ルールや人間関係に縛られず、「課題=進捗を止める要素」としてチーム全体で共有・解決できる仕組みをつくること。課題を上げることが責任ではなく前進の一歩になる。そんな文化づくりこそが、プロジェクト成功のポイントだとしています。
| 企業名 | 株式会社マネジメントソリューションズ |
| サービス名 | PMO/EPMO / 部門PMO/グローバルPMO/MSOL Digital/PROEVER |

画像引用元:COPILOT Knowledge「「プロジェクトマネジメントスキル習得」を通じて見えた、PMとしての価値提供[グッドスマイルカンパニー:成長支援事例]」
コパイロツトの現場では、グッドスマイルカンパニーの若手PM育成を8か月にわたり伴走しています。出発点は役割の曖昧さと手探りの進行。まず到達点とプロジェクトストーリーを共に描き、週1回・1時間の定例で実務の出来事を深掘りしながら、レクチャーとふりかえりを積み重ねました。
学びを待たずに現場へ戻す工夫として、上長との定例ミーティングを新設し、アジェンダと議事録を自作して運用。手の届くところからのスモールスタートです。結果、進め方の物差しが内側に育ち、自主的な役割補完と記録の質が向上。宣伝部への異動という評価にもつながりました。
プロジェクトの交通整理を担うスキル、その実装プロセス。明日からの定例と議事設計に効く事例記事です。
| 企業名 | 株式会社コパイロツト |
| サービス名 | SuperGoodMeetings |

画像引用元:Developers IO「[ゼロから始めるプロジェクトマネジメント] プロジェクトの懸案管理は「やる気」の問題」
クラスメソッドのエンジニアブログでは、情報システム室の進地崇裕氏が「懸案管理はツールではなく意志の問題」と語っています。記事のテーマは、プロジェクトマネジメントをゼロから考え直すこと。スクラムでもウォーターフォールでも、ツールが違っても、本質的な管理は変わらないという立場です。
進地氏は、「課題管理表=生きた文書」として扱い、日々更新を続ける重要性を説きます。新しい課題を即時に記録し、優先順位を柔軟に見直す。週初めや始業前に短い時間を確保し、プロジェクトを整える。そんな習慣の積み重ねが、座礁を防ぐ最善の手段になるといいます。
派手なツール導入よりも、PM自身の意志と継続力が成果を左右する。クラスメソッドが発信する現場の知見には、フリーランスのエンジニアにも通じる「進め方の基礎体力」が詰まっています。
| 企業名 | クラスメソッド株式会社 |
| サービス名 | クラスメソッドメンバーズ/CX ORDER/CSアナリティクス/Proflly 他 |

画像引用元:ONES.com ブログ「企業がプロジェクト標準化管理を行う理由とは?」
ONES.comの現場では、ばらつきが出やすいプロジェクト運営を「標準化」という軸で整えています。共通のフレームワークを全工程に敷くことで、効率と品質を安定させ、リスク対応もしやすくするという考え方です。背景にあるのは、規模拡大に伴う情報とリソースの複雑化。
ドキュメントの統一、進行フローの明確化、リスク管理の手順化までを項目立てて定義し、定期的な評価と改善を回しています。とはいえ、柔軟性の低下や導入コスト、教育負荷といった課題は避けて通れません。そこで、段階的な導入を前提に、標準化プロセスを可視化しやすいツールを活用しています。
記事では、標準化を進めるうえでの現場課題や、共通基盤づくりの重要性 を整理。リアルタイムな情報共有やタスク分解によって、プロジェクトの属人化を防ぎ、再現性を高めるヒントが紹介されています。
| 企業名 | ONES JAPAN株式会社 |
| サービス名 | ONES.com/ONES Task/ONES TestCase |

画像引用元:Platinum Data Blog「新卒4年目でプロジェクトマネジャーに ~データ基盤の構築からチャットボットの新規開発まで~」
新卒4年目がプロジェクトマネジャーに挑むブレインパッドの記事です。出発点は大型複合商業施設向けのデータ基盤づくり。ETLやデータマート設計、BI導入で足場を固め、3年目には大規模改修で開発リーダー相当を担いました。
そこから、アンケートレポート自動化の案件でPMに就任。若手中心の体制でタスク割り当てに悩み、ウォーターフォールで要件を初期に固める難しさにも向き合います。
議事や要件の詰め方を磨き、社外との折衝で伝え方を鍛える日々。現在はLLMを使ったチャットボットの新規開発にも参画し、解釈精度のチューニングと運用設計に踏み込みます。技術とマネジメントの両輪で伸びるキャリアの描き方。Rtoasterなどを擁する同社らしい実務の積み上げが感じられます。
| 企業名 | 株式会社ブレインパッド |
| サービス名 | Rtoaster/Rtoaster GenAI/Ligla/Probance/Conomi 他 |

画像引用元:Sansan Tech Blog「Bill One開発マネージャーと挑む! AI駆動開発合宿で掴んだ、AIを”思考の相棒”にする3つの勘所」
SansanのBill One開発組織では、AIを“思考の相棒”として活用するための合宿を熱海で実施しました。開発部長やマネージャー、チーフアーキテクトも参加し、実案件の機能拡張を題材に、仕様駆動開発をフルサイクルで検証。
CursorでPRDの下地を生成し、議論で磨き込む。設計はMermaidで図を起点に合意形成を図り、実装とテストはClaude Codeでドラフトを出して、人がレビューに集中する流れです。
要件をAIが理解できる水準まで簡潔にすること、図を介して設計の勘所を外さないこと、依存を外してタスクを分割し並行実装を進めること。これらが学びとして定着しました。
参加者の理解は組織展開レベルに達し、Bill Oneの開発プロセスをAI前提で再設計する取り組みへと発展しています。
| 企業名 | Sansan株式会社 |
| サービス名 | Sansan/Eight/Bill One/Contract One |

画像引用元:SmartHR Tech Blog「夜道をともに歩む、PMとPMMの二人三脚」
SmartHRの現場では、PMとPMMが分業ではなく協業で進めています。きっかけは、部署名しか取り込めず加工作業が発生していた従業員登録の負担。大企業で一般的な基幹の部署コードに合わせ、SmartHR側でもコード登録を可能にする機能へと舵を切りました。
PMは課題整理や優先順位付け、ユーザーストーリー作成やヒアリングを担当し、PMMはビジネス側との期待値調整や効果計測、活用促進を並走。インタビューも二人で臨み、設計からデリバリーまで役割を重ねながら磨き込みました。結果として、現場の手戻りを抑えつつ、組織管理の活用幅を見据えた着地に。
フリーランスの立場でも、顧客ヒアリングに意思決定者を同席させる、計測設計を早期に作るといった動線はすぐに取り入れられるはずです。
| 企業名 | 株式会社SmartHR |
| サービス名 | SmartHR/SmartHRタレントマネジメント/SmartHR Plus |

画像引用元:NTT-AT「AIデータ分析コラム【22】データ分析のプロマネのノウハウ」
NTT-ATのデータ分析部門では、ソフトウェア開発の知見を活かしながら「分析プロジェクトのマネジメント」を体系的に整理しています。出発点は明快です。データを扱うこと自体が目的ではなく、課題解決に結びつく結果を導くこと。
そのために、要件定義から設計・実装・検証・活用まで、開発工程と同じ構造でデータ分析の流れを捉え直しています。目的設定の段階では、何を明らかにするかを定量指標まで落とし込み、設計ではデータの品質や偏り、プライバシーへの配慮を重視。実施段階では欠損値処理やツール選定の精度が問われ、検証では再現性と解釈の妥当性がポイントとなります。
最終的にはAI異常予兆検知ソリューション「@DeAnoS」を用い、ネットワーク装置のログから故障予兆を検出し、復旧を早める仕組みを実現しました。分析と開発の境界を越え、ビジネスに還元するPM視点の要諦が詰まった一編です。
| 企業名 | NTTアドバンステクノロジ株式会社 |
| サービス名 | @DeAnoS(AI異常予兆検知ソリューション)/LLMカスタマイズサービス/環境教育研修サービス/光接続・工事サービス/ナノ・マイクロ等先端技術サービス 他 |

画像引用元:backlog「「AIはチームの一員になれるか?」──Backlog AI アシスタントが描く、プロジェクト管理の新しいかたち」
ヌーラボのBacklog開発チームでは、プロジェクト管理の“属人化”を解消するために、AIをチームの一員として迎え入れる構想を描いています。
開発中の「Backlog AI アシスタント」は、20年にわたる運用知見をもとに生まれたチャット型支援機能。プロジェクト情報の整理や進捗レポートの自動生成、リスク予測などを通じて、進行を見守る“伴走者”として機能することを目指しています。
β版にはすでに100社以上が参加し、CPOの中島氏が語るように「AIが空気を読みながら支援する」体験が実装されつつあります。会話ベースで遅延リスクを検知し、課題提案まで行う姿は、もはやツールではなく共創する仲間。Backlogが掲げる「チームワークマネジメント」の思想が、AIとの協働によって新たな段階へ進もうとしています。
| 企業名 | 株式会社ヌーラボ |
| サービス名 | Backlog |

画像引用元:LINEヤフー Tech Blog「AIで進める技術的負債の返済 ― 「いつかやる」を「今できる」に ―」
LINEヤフーの技術ブログでは、Yahoo!フリマの開発現場でAIを活用し「技術的負債」を返済した実践を紹介しています。テーマは、「いつかやる」を「今できる」に変えること。
不要になったコード分岐をAIコーディングエージェントに任せ、設計・実装・レビュー・リリースまでを安全に進めたプロセスを詳細に解説しています。権限管理や事前設計、テスト準備の工夫など、AI導入を実務に落とし込むリアルなノウハウが詰まっており、「AIに任せる」と「人が見守る」の最適なバランスを探る試みでもあります。
3週間で6件のPRを作成し、負債削減と開発効率の両立を実現した成果は、まさにAI時代のプロジェクトマネジメントの新しい形を示す好例です。
| 企業名 | LINEヤフー株式会社 |
| サービス名 | LINE/Yahoo! JAPAN/LINE VOOM/Yahoo! ショッピング/LINEスタンプ 他 |

画像引用元:業務効率化ガイド「【必見】プロジェクト炎上の原因とは?火消し3ステップと予防策も紹介」
プロジェクトの火消しに追われる。そんな経験をしたことがあるエンジニアも多いのではないでしょうか。株式会社Stockが運営する「業務効率化ガイド」では、炎上の原因から立て直しの3ステップ、そして再発防止までを現場目線で整理しています。
要件定義の甘さ、スケジュールの見積もりミス、進捗共有の不足といった“よくある失敗”を、どのように早期発見し、具体的に立て直すか。その手順が平易な言葉で描かれています。
印象的なのは、火消しのテクニックにとどまらず、チームの情報共有を「仕組み」で支える重要性に踏み込んでいる点。現場の混乱をどう鎮め、再び前に進むか、そのリアルな視点が詰まった記事です。
| 企業名 | 株式会社Stock |
| サービス名 | Stock/ナレカン |

画像引用元:Jootoマガジン「炎上プロジェクトとは?炎上の要因や火消しの方法について解説!」
Jootoマガジンでは、プロジェクト炎上の要因を、要件や要員計画の甘さ、無理なスケジュール、タスク洗い出し不足などの具体的な項目にまで分解しています。
立て直しのステップは、「要因分析 → タスク洗い出しと優先度付け → 顧客説明 → 実行」という流れで整理。再発防止に向けては、余裕のある計画づくりや抜けのないWBS、定期的な進捗確認、密な顧客連携、管理ツールの活用までを一連の対策として挙げています。
炎上を点ではなく仕組みで防ぐ。そんな実務の視点がまとめられた記事です。
| 企業名 | 株式会社PR TIMES |
| サービス名 | PR TIMES/PR TIMES STORY/Webクリッピング/Tayori/Jooto 他 |
今回ご紹介した企業ブログには、進行管理・要件定義・スクラム開発・課題管理・生成AI活用など、フリーランスエンジニアが現場で直面する課題に役立つ知見が詰まっています。
特に、要件定義の明確化やスクラムでのリードタイム短縮、課題管理におけるPMの判断力などは、実務の改善にすぐ生かせる内容です。各社の発信を継続的に追うことで、プロジェクト推進力や問題解決力を磨くヒントが得られるでしょう。
※本記事の情報は2025年10月時点の公開内容に基づいています。各ブログの構成や掲載技術、URL等は変更される可能性があります。最新情報は各公式ブログをご確認ください。