
フリーランスエンジニアに役立つ情報をお届けする、フリーランスジョブ編集部です。
開発や運用の現場では、WordPressを「CMS」としてではなく、プロダクトの一部としてどう設計・拡張するかが問われています。近年は、制作会社やホスティング企業が自社ブログで、テーマ開発の設計思想やパフォーマンス改善、セキュリティ強化、API連携などのノウハウを積極的に共有する動きが広がっています。
本記事では、2025年時点で注目すべきWordPress関連の公式ブログを厳選し、実務に直結するヒントをまとめました。高速化プラグインの検証、運用自動化の仕組みづくり、デプロイフロー改善など、現場で磨かれた知見が満載です。
日々の案件で抱える“改善したいけど時間がない”という悩みを、次の一手に変えるために。信頼できるIT企業の発信から、WordPressをより深く活かす視点を見つけてみてください。
※本記事の情報は2025年10月時点の公開内容に基づいています。最新情報は各公式サイト・ブログにてご確認ください。
目次

画像引用元:株式会社ベクトル
WordPress 6.8では、セキュリティ強化と編集体験の向上が大きなテーマとなっています。株式会社ベクトルのササキ氏による本記事では、リリース候補版をもとに新機能や変更点を、実際の操作画面とあわせてわかりやすく紹介。
注目は、パスワードハッシュ方式の「bcrypt」への移行による防御力の強化と、ブロックエディター周りの改善です。「クエリー総数」ブロックの追加やUIの見直しなど、制作現場に直結する進化が続きます。
同社テーマのLightningやX-T9を例に、ブロックテーマとクラシックテーマの挙動差も丁寧に解説。アップデート後の検証ポイントを整理した、開発者必読の内容です。
| 企業名 | 株式会社ベクトル |

画像引用元:KUSANAGI Tech Column
WordPressを運用していると、「通知がないのに、いつの間にか最新版になっていた」という経験がある方も多いでしょう。その理由としては、WordPress独自の仕組み「wp-cron」が動いているからです。
wp-cronは、アクセスがあるたびに呼び出されるWebベースのcronシステムで、自動的にイベントをスケジュールし、WordPress.orgのAPIと通信して互換性のあるアップデートを確認します。
本記事では、wp cron event list コマンドの実行例や wp_maybe_auto_update() 関数のコードを交えながら、自動更新のプロセスを丁寧に解説。プライム・ストラテジーの福田氏によるこの解説は、WordPress高速化環境を扱う開発者にとって、仕組みの理解を深めるうえで役立ちます。
| 企業名 | プライム・ストラテジー株式会社 |

画像引用元:BEMA Lab
WordPressでのサイト制作経験を持つコーダーが、次のステップとして「Jamstack」開発に挑むプロセスを綴った記事です。株式会社メンバーズの岡田氏が、自身の体験を交えながら、従来型CMSからモダンフロントエンド開発への移行を丁寧に解説しています。
記事では、Astro(静的サイトジェネレーター)、microCMS(ヘッドレスCMS)、AWS Amplify(ホスティング)を組み合わせた構成を具体的に紹介。Jamstackの主要要素を実践的に学ぶことができ、WordPressで培ったスキルをどう活かし、どんな課題に直面するかがリアルに描かれています。
保守コスト削減やセキュリティ強化、パフォーマンス改善を目指すエンジニアにとって、フロントエンドの「次の景色」を示す好例であり、Jamstackを学び始める開発者に最適な入門編となっています。
| 企業名 | 株式会社メンバーズ |

画像引用元:株式会社デジタルキューブ
WordPressに蓄積された情報を、「探す側の体験」から根本的に作り直す。この現場の課題を解決するため、株式会社デジタルキューブは「WordPress × AI 情報検索支援パッケージ」をリリースしました。
本パッケージは、既存コンテンツを自然言語で検索できるようにするだけでなく、関連資料のサジェスト機能や複数リソースの横断検索により、ユーザーが求める情報への到達時間を大幅に短縮します。
さらに、検索履歴をもとにユーザーの動向を可視化し、継続的な改善サイクルを回せる点が強みです。AWS基盤と監査ログに対応し、企業の厳しいセキュリティ要件にも配慮した実装を実現。
AmimotoやShifterの運用で培った知見を土台に、問い合わせの一次対応自動化や、社内ナレッジの利活用を加速させます。フリーランスが関わるサイト運用においても効果を発揮する、検索体験最適化の実践的なソリューションです。
| 企業名 | 株式会社デジタルキューブ |

画像引用元:nemn-d
WordPressを使用したサイト運用においても、安全かつ自動的にリリースできる仕組みは構築可能です。
合同会社nemn-dが紹介する本事例は、GitHub Actionsを用いて本番環境へのデプロイを自動化した具体的な実装ケースです。
手動によるSSH操作や権限付与を排し、Slack通知による可視化を含めたCI/CD構成を整備。
これにより、リリース作業のミス防止とセキュリティ強化を同時に実現し、チーム開発へスムーズに移行できる運用体制を構築しています。
独自テーマを運用する小規模サイトでも導入しやすい構成となっており、工数削減と継続的な改善を両立。本事例は、WordPressを「単に更新しやすいCMS」から「継続開発が可能なプロダクト基盤」へと進化させるためのヒントに満ちています。
| 企業名 | 合同会社nemn-d |

画像引用元:Kinsta
WordPressの動作が重くなったとき、現場でまず取り組むべきは原因の特定です。Kinsta Inc.による本稿は、稀に発生するパフォーマンス上の不具合を題材に、問題の監視から計測、切り分け、そして修復に至るまでの一連の流れを実例を交えて解説しています。
New RelicやMyKinstaのAPM(アプリケーションパフォーマンス監視)を使ってボトルネックを特定し、ステージング環境でのプラグイン無効化・再有効化による再現確認を実施。さらに、Transientデータやadmin-ajax周りの処理を追跡し、必要に応じてwp_optionsテーブルの不要な行をSQLで整理する具体的な手順を紹介しています。
パフォーマンス改善のためのチェックリストと運用手順が揃っており、WordPress専用マネージドクラウドサーバーの活用事例としても参考になります。
| 企業名 | Kinsta Inc. |

画像引用元:ロリポップ!レンタルサーバー
最初のWordPress案件でつまずきやすいのは、意外にもSEOに関する「基本設定」かもしれません。本記事では、初心者が確実に押さえるべきSEOの基礎を、実務目線で丁寧に解説しています。
パーマリンク設定や検索エンジンの可視性チェック、SEOプラグインの使い方など、現場で即役立つ初期設定を順序立てて紹介。特に、「複数のSEOプラグインを入れない」「カテゴリを整理してサイトの迷路化を防ぐ」といった具体的な注意点は、経験者にとっても再確認のヒントとなります。
記事の結びでは、SEOは一度きりの施策ではなく「継続の習慣」であると強調されています。WordPressサイトを運用するエンジニアが、今日から改善を始めたくなる実践的な内容です。
| 企業名 | GMOペパボ株式会社 |

画像引用元:エックスサーバー
簡単な修正をしようと思ったら、急に管理画面に入れない…WordPressの運用で発生しがちな、この「ログインできない」問題の原因と対処法を、エックスサーバーの公式記事が12項目で整理・解説しています。
記事では、wp-login.phpの確認、サーバーパネル経由のログイン、Cookieの削除といった初歩的なものから、Basic認証、403/404/500エラーの対応、プラグイン・テーマの影響、データベース接続、PHPバージョン、パーミッション設定まで、幅広い要因を網羅しています。
また、Xserverの「WordPressリカバリー」機能の活用方法や、ログイン試行回数制限の扱い、さらにフォーラムやサポート窓口への問い合わせ先も紹介。サイト運用を止めないための確実な復旧フローを確認するのに最適な内容です。
| 企業名 | エックスサーバー株式会社 |

画像引用元:ConoHa WING
Webサイトの表示速度が遅いと感じる主な原因は、画像ファイルの重さにあります。GMOインターネットグループのConoHa WING公式記事は、この課題を解決するため、現場で役立つ画像圧縮プラグイン5選を徹底解説しています。
紹介されているのは、EWWW Image Optimizer、Imagify、TinyPNG、Smush、WP-Optimizeの5つ。
WebPやAVIFへの次世代画像フォーマット変換、遅延読み込み(Lazy Load)、既存画像の一括圧縮、データベースの最適化といった機能別に要点を整理しています。
記事では、プラグインの導入手順と初期設定に加え、PageSpeed Insightsでの計測やCore Web Vitalsの確認にも言及。速度改善がSEO評価にどうつながるかを、実務の順序で確認できる内容となっています。
| 企業名 | GMOインターネットグループ株式会社 |

画像引用元:カゴヤのサーバー研究室
WordPressの動作が遅く感じたとき、まず確認すべきはサーバーではなく「原因の切り分け」です。カゴヤ・ジャパンの「サーバー研究室」では、通信環境や端末の負荷を確認したうえで、PageSpeed Insightsによる計測やQuery Monitorでのプラグイン検証へ進む実践的な手順を解説しています。
記事では、画像圧縮やWebP・AVIF形式への変換、LazyLoad、キャッシュ整理、CSSやJavaScriptの最適化など、具体的な改善策を幅広く紹介。さらに、共用サーバーの混雑が原因となる場合には、KAGOYA Internet RoutingやKAGOYA CLOUD VPSなどの専用構成への移行も選択肢として提示しています。
原因を一つずつ確かめ、適切な対処を積み重ねる。そのプロセスを丁寧にたどれる内容です。
| 企業名 | カゴヤ・ジャパン株式会社 |

画像引用元:TCD
株式会社デザインプラスが運営するTCDのこの記事は、WordPressテーマのテスト・検証でチェック漏れを防ぐための考え方と手順をわかりやすくまとめています。
新機能の動作確認だけでなく、既存機能への影響や操作フロー全体を通して検証する重要性を強調。新旧機能を比べて確認する、画像スライダーの並び替えや削除を実際に試す、PC・スマホ・タブレットで表示を確かめるなど、具体的なアプローチが整理されています。
特に、アップデートによってユーザー設定が意図せず変わってしまうといった事態を防ぐためのチェックポイントは、フリーランスとしてサイト保守の品質を高めたいときに役立つ内容です。
| 企業名 | 株式会社デザインプラス |

画像引用元:エスティバル株式会社
共用サーバーでWordPressを運用していると、「どうにかして表示を速くしたい」という悩みは尽きません。エスティバル株式会社の記事は、WordPressの高速化プラグインの中でも定番の「WP Super Cache」に焦点を当て、その導入から詳細な設定までを解説しています。
プラグインが静的HTMLファイルを生成し、サーバーリソースの消費を抑える仕組みをはじめ、具体的な設定項目である「キャッシュの有効化」や「圧縮の有効化」も丁寧に説明。
さらに、頻繁に変わるコンテンツを考慮した「ダイナミックキャッシュの有効化」や、カート・アカウントページなど「キャッシュさせたくないページの指定」といった、実運用で役立つ高度なテクニックにも触れています。
| 企業名 | エスティバル株式会社 |

画像引用元:さくらのレンタルサーバ
WordPressの表示速度が重いとき、プラグインや画像圧縮を試す前に見落とされがちなのが、サイトを動かす根幹であるPHPのバージョンです。さくらインターネット株式会社の記事では、サーバー側の“裏方”に焦点を当て、原因と対策を丁寧に解説しています。
PHP7系と5系では処理速度に2〜3倍もの差があり、さらにPHP8系ではセキュリティや安定性が向上。古いバージョンを使い続けるリスクにも触れ、サポート期限を意識した運用の重要性を伝えています。
WordPressを動的に生成する仕組みを理解したうえで、モジュールモードやステージング機能など、さくらのレンタルサーバならではの実践的な確認手段も紹介。サーバー構成を見直すだけで、体感レベルで変わる改善視点が得られる内容です。
| 企業名 | さくらインターネット株式会社 |

画像引用元:ウェブココル株式会社
制作現場でよく聞かれる「どのサーバーが一番速いのか?」という疑問に、本記事は正面から向き合っています。5年以上にわたり、レンタルサーバー各社のWordPress表示速度を同一条件で測定し、個人向け・法人向けの両軸で比較している点が特徴です。
特定のプラグインやキャッシュ設定を加えない「素の状態」で検証を行い、サーバーそのものの性能を可視化。定番サービスの実測値を横並びで比較できる構成になっています。
記事後半では、表示速度が直帰率や検索順位に及ぼす影響を具体的なデータで紹介し、単なる速度比較にとどまらず、「なぜ速さが事業成果に結びつくのか」を定量的に示しています。日々の開発や提案で漠然と選んでいたサーバーを見直すきっかけとなるかもしれません。
| 企業名 | ウェブココル株式会社 |

画像引用元:株式会社セルピー
複数のサイトを運用する中で、「更新のたびにログインし直すのが面倒」と感じた経験がある方も多いでしょう。株式会社セルピーの記事は、WordPressのマルチサイト機能を活用し、異なるドメインを1つのWordPressで一元管理する具体的な手順を丁寧に解説しています。
内容は、wp-config.phpや .htaccessの設定、ドメインマッピング、SSL対応まで網羅されており、初心者でも再現可能な構成です。実際のサーバー設定例を挙げながら、つまずきやすいポイントにも触れられています。
特定のプラグインに依存せず、WordPressのコア機能を活用して構築するこのアプローチは、開発環境をシンプルに保ちたいエンジニアにとって有益です。複数の案件を扱うフリーランスや小規模チームの運用改善にも役立つ内容であり、記事を通じてWordPressの拡張性を改めて実感できるでしょう。
| 企業名 | 株式会社セルピー |

画像引用元:株式会社ファーストクリエイト
WordPressのSEOをプラグインで強化する基本から、無料・有料プラグインの代表格の比較、導入手順までを丁寧に整理した記事です。メタ設定、XMLサイトマップ、OGP、スキーマ対応といったSEOの主要な要点も押さえています。
初期設定をウィザードで進める方法、キャッシュプラグインとの併用時の注意点、プラグインの入れ過ぎによる競合リスクについても言及しています。さらに、Search Console、GA4(Google Analytics 4)、PageSpeed Insightsを用いた効果検証の進め方まで、SEO対策の一連の流れを包括的にカバー。
Webサイト制作・保守管理・SEOを手がける同社らしい、実務に直結したまとめです。
| 企業名 | 株式会社ファーストクリエイト |

画像引用元:Web制作マガジン
WordPressを安全に運用するためのリスク認識から、具体的な防御策までを体系的にまとめた記事です。CMSの高いシェアによって生じる攻撃リスクを踏まえ、脆弱性、改ざん、情報漏洩、DDoS攻撃など、代表的なセキュリティリスクを実例とともに解説しています。
さらに、バージョン管理やプラグイン更新、ログイン制限、二段階認証、WAF導入など、実務で実践できる多層的な防御策も提示。被害事例として、REST APIの脆弱性を悪用した攻撃や大規模改ざんのケースを紹介し、定期的なアップデートと監視の重要性を強調しています。
専門家による保守や診断まで含まれており、実務担当者にとって現実的かつ再現性の高い内容です。
| 企業名 | 株式会社ジオコード |

画像引用元:株式会社スゴヨク
WordPressにChatGPTを組み込む簡易ツールを自作する手順を、プラグインフォルダの作成、PHPファイルの配置から、admin_menuの追加、Ajaxによるadmin-ajax.phpへの送信、wp_remote_postを使ったOpenAIのchat/completions(gpt-3.5-turbo)への接続まで丁寧に紹介した記事です。
想定されるトラブルの切り分けも具体的で、APIキー未設定、レスポンス構造の変更、通信失敗、利用制限や課金未設定、使用状況の確認方法などを網羅しています。
ChatGPTとAPIは別物であるという注意点を押さえつつ、管理画面内での利用に焦点を当てた実務的なメモとなっています。
| 企業名 | 株式会社スゴヨク |

画像引用元:株式会社LIG
Amazon EC2上でWebサーバーを構築する手順を、Nginx・PHP・MySQL・WordPressのインストールから初期設定まで実際の操作を交えて解説した記事です。
株式会社LIGの新卒エンジニアが、初めてのサーバー移管作業を通じて学んだ知見を整理。EPELリポジトリの有効化からNginxの起動設定、PHPモジュールの導入、MySQLリポジトリの追加と初期設定、権限管理やパーミッション設定などを順を追って紹介しています。
GPGエラー対応やrootユーザーのセキュリティ強化、匿名ユーザー削除といった実務的な補足も豊富。最後にWordPressのダウンロードとwp-config.phpの編集までを完了し、Webサーバー構築の全体像をつかめる構成となっています。
| 企業名 | 株式会社LIG |
WordPressは、テーマやプラグインの導入だけでなく、設計・運用の工夫によって大きくパフォーマンスが変わります。各社の技術ブログでは、高速化・セキュリティ・自動化など、日々の運用改善に役立つ知見が発信されています。
こうした一次情報を定期的にチェックすることで、ツールの理解が深まるだけでなく、自分の案件や提案にもすぐに活かせるヒントが見つかるはずです。実際の現場で得られたノウハウを通じて、WordPressをより柔軟に、効果的に活用していきましょう。
※本記事の情報は2025年10月時点の公開内容に基づいています。各ブログの構成や掲載技術、URL等は変更される可能性があります。最新情報は必ず各公式ブログをご確認ください。