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株式会社Arentは2026年8月19日、AI会議アシスタント「KageMee(カゲミー)」の大型アップデートを発表しました。会議中に動作する話者分離・要約・アシスタントの3機能に加え、履歴のチーム共有やカレンダー連携など、計12の新機能を実装しています。
KageMeeは、リアルタイム文字起こしと専門用語の自動解説を軸としたデスクトップアプリで、端末内で完結する完全ローカル保存に対応している点を特徴としています。
同社は、会議の議事録について、記録すること自体よりも、記録した内容を共有して次のアクションにつなげられるかが重要だとしています。今回のアップデートでは、完全ローカル保存によるプライバシー性を保ちながら、会議中の理解支援とチームでの活用に対応を広げたとのことです。
編集部の問い合わせに対し、同社は次のようにコメントしています。
「議事録を自動作成するサービスは多くありますが、そのナレッジを活用できる仕組みや、次の会議などにも活かせる機能を持つサービスは多くありません。今回は、メインの会議中のリアルタイムな支援をより充実させ、パーソナライズにも活用できるようナレッジの仕組みを構築しました。KageMeeを会議中に起動しておくだけでナレッジが蓄積され、よりユーザーの好みや悩み、タスクを反映した回答をAIが提示できるようになります」
同社によると、今回追加されたリアルタイム系の機能は次の4つです。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| リアルタイム話者分離 | 発言を話者ごとに自動で振り分ける |
| リアルタイム要約 | 会議の進行に合わせて要点を随時要約する |
| リアルタイムアシスタント | 会議中の疑問や関連情報にAIがその場で回答・提示する |
| リアルタイム文字起こし共有 | 文字起こしと翻訳を参加者とリアルタイムに共有する |
チームでの利用に向けて、会議履歴の共有と、履歴をカレンダーの予定に自動で関連付ける機能が加わりました。保存方法にも選択肢が増え、従来の完全ローカル保存を基本としながら、任意で端末間のクラウド同期を有効にできます。
履歴共有とクラウド同期を使えるプランについては、無料のFreeプランとProプランのどちらでも利用できるとのことです。
このほか、カレンダーの時間に合わせてWeb会議ツールとKageMeeを自動起動する「リンク自動オープン」、一定時間の無音を検知して会議の終了を通知する「終了アナウンス(無音検知)」、利用状況に応じて表示や解説を調整する「パーソナライズ」、履歴と用語解説のブックマークが実装されています。
今回のアップデートには、選択した文章を音声で修正・編集する「編集モード」が含まれます。同社の説明では、会議に限らず生成AIとのチャットやアプリの入力欄でも使え、送信や改行といった操作もボイスコマンドで指示できます。
料金は3段階です。
| プラン | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| Free | 無料 | 初回 300クレジット 付与・ローカルモデルでの文字起こし・翻訳が無制限。要約・AIチャット・用語解説は初回付与の300クレジット内 |
| Pro | 月額2,700円 | 毎月3,000クレジット付与。すべてのAI機能を利用可能 |
| Enterprise | 要問合せ | 権限管理・クレジット管理・専任サポート |
要約・AIチャット・用語解説の利用時にクレジットを消費し、文字起こしと翻訳をローカルモデルで動かす場合は消費しません。対応OSはWindowsとmacOS(Intel/Apple Silicon)で、対応言語は60以上です。会議アプリ側にBotを参加させる必要はなく、PC上で単体で動作します。
複数のクライアントと並行して打ち合わせを持つ働き方では、会議の記録が案件ごとに散らばります。履歴とカレンダーの紐づけやブックマークは、どの案件のどの回で何が決まったかをあとから引き当てる用途に向きそうです。
履歴共有とクラウド同期が無料プランでも使えるため、まず個人で試してから判断できます。会議ツールの権限設定を相手先に依頼せずに済む点も、常駐先が分かれる場合には扱いやすいでしょう。
《参照》
KageMee(カゲミー)| AIミーティングツール https://kagemee.com/
プレスリリース(PR TIMES) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000063436.html